「ゼニス クラス オープン」は、従来の美しさと機能美を併せ持ちながら、スピーディな時代にマッチした躍動感を匂わせる。オープンの8の字型窓のデザインは、天空に輝く星ゼニスのポリシーを連想させる∞(無限大)を意味し、培ってきた技術への限りない挑戦の証しだ。
1960年代、機械式時計の成熟期にあってゼニスは高性能ムーブメント「エルプリメロ」を開発した。ところがクォーツの出現とともに時代の流れは一転。当時の時計製造主任が、ムーブメントの図面と金型を工場の屋根裏に隠したというエピソードはあまりにも有名である。
時代の狭間で生産中止の憂き目に遭いながらも、限りない挑戦への信念が消え去ることはなかったのだ。蘇ったモデルには毎時36000振動のゼニス エルプリメロ4021Hを搭載。脈打つ鼓動からは無限大のパワーが伝わってくる。